2019年07月05日
実栗
ミクリ
クリのイガに見立てられた集合果
花穂、白い糸状のものは雌しべの柱頭、上の丸いのが雄花のツボミ
近所の半分水路のような川に『ミクリ』が実を付けていると出先で聞き、帰りに確認してきました。
なるほど情報通り結構な数の株が実を付けている、ここは割合とよく通る道沿いなのにどうして気付かなかったのだろう。注意力が散漫になったのか、視力が衰えたのか、いずれにせよ嘆かわしい。
花もまだ残っていて所々に散見できる。花茎は上部で枝分かれし、その枝の下部に雌頭花、上部に雄頭花を複数付けている。
ミクリ科ミクリ属の多年草で浅い水の中に生える。ミクリの名前はこの集合果を栗のイガに見立てて「実栗」の名が付いたと云われています。