2011年08月12日
地歩を
オオフタバムグラ

4本の雄しべは盛んに花粉を出している
「炎天や相語りゐる雲と雲」(木下)
全国的に猛暑が取りざたされているが、上空では夏の雲と秋の雲が遠慮気味に同居を
始めていた。
河原の砂地の一画を『オオフタバムグラ』が占拠して小さな花をまばらに付けている。
北アメリカ原産のこの草も最初に東京で確認されてから90年程になるらしい。フィールド内では確実に主要メンバーの地歩を築いている。
その小さな花のそばにしゃがみ込んで風の呼吸を見計らっていると、たちまち汗が
流れ落ちる。
秋風が待たれる。

4本の雄しべは盛んに花粉を出している

「炎天や相語りゐる雲と雲」(木下)
全国的に猛暑が取りざたされているが、上空では夏の雲と秋の雲が遠慮気味に同居を
始めていた。
河原の砂地の一画を『オオフタバムグラ』が占拠して小さな花をまばらに付けている。
北アメリカ原産のこの草も最初に東京で確認されてから90年程になるらしい。フィールド内では確実に主要メンバーの地歩を築いている。
その小さな花のそばにしゃがみ込んで風の呼吸を見計らっていると、たちまち汗が
流れ落ちる。
秋風が待たれる。