2016年11月12日
外れすぎ
メハジキ


11月も半ばという事を忘れてしまったのでしょうか、山腹の草場で『メハジキ』が一叢
花盛りになっていました。
図鑑等に書かれている花期から外れて咲く事は多々ありますが、それにしても外れすぎではあります。
近縁の外来種に「モミジバキセワタ」があるが葉の形状がモミジ葉風と異なる。
シソ科メハジキ属の多年草。
2016年11月06日
花の色
リンドウ


晩秋の陽を浴びて『リンドウ』が気持ち好さそうに咲いていました。
偶然ですが昨年もまったく同じ日にこの花を見に行っていました。そして同じように花の色の変わった個体に興味をそそられていました。
名前は中国名の「竜胆」に由来し、昔はそのまま「りうたむ」と呼ばれていたものが後に「りんどう」に転化したといわれています。
リンドウ科リンドウ属の多年草
2016年11月04日
逞しさ
ノコンギク


クズやススキやコセンダングサが優占している土手斜面の一画、逞しさをハッキして『ノコンギク』が小群落を作っていた。ノコンギクは漢字にすると「野紺菊」と書きますが花の色は白色~淡青紫色で一般には白っぽい花が多いようです。ただツボミの時は紺色に見えます。
キク科シオン属の多年草。山野で最もよく見られる野菊と云えます。
今日も若干気温は低めだが朝から気持ちの良い秋晴れでした。
2016年11月02日
確率
ツルボ 種子



この所寒い日続いて衣は冬仕立てになりました。
土手斜面で『ツルボ』が実りの時を迎えています。昔から「親の意見となすびの花は千にひとつの無駄もない」なんて事を云いますが、このツルボも勝るとも劣らない確率で小さな花がそれぞれにキッチリ3個づつ黒い種を作っています。
8月~9月に咲いた花はこれでお役目終了という所でしょうか。
キジカクシ科ツルボ属の多年草。地下に鱗茎がありこれにより増えますが、種子の発芽率もきわめて良好のようです。